ゆっくりと(悪性リンパ腫闘病記録)

悪性リンパ腫になってからの記録

病名確定まで③

2016年4月 耳鼻咽喉科 外来①
D大学病院の耳鼻咽喉科を受診。

見た目は悪性腫瘍ときっぱり。
病理検査とCTを行い、悪性であれば他院を紹介するので行きたい所を考えておくように、と言われる。

その後、検体採取。
喉に麻酔。しばらく時間おいて、金属の受け皿(口から出た何か(笑)を自分で受け止める)を持って処置用のチェアに座る。
内視鏡でカメラを見ながら、腫瘍の一部を何ヵ所か採取。
人によって違うが、私は反射反応があまりないので苦しくなかった。
大きな薬を飲むのが苦手な人は苦しいかもしれません。


2016年4月 2日後
一晩で「首の左が腫れる」外からみてもわかるほどで怖かった。


2016年4月 耳鼻咽喉科 外来②
CT検査
血液検査(sIL2-R※が基準より高い)
悪性リンパ腫腫瘍マーカー


2016年4月 耳鼻咽喉科 外来③
病理診断の結果がでて、病名が確定する。
『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』
さらに細かい分類(サブグループ)は、引き続き調べる。血液内科を紹介され当日受診



この頃は、「体のだるさ」「喉の息苦しさ」が強くなってきてました。
困ったのは仕事のこと。
直上長に話をし、フレックス制度をふる活用して通院してました。

がんの告知は、すごくあっさりとしたものでした。
もう腫瘍の写真も見てますし、私の感想も「やっぱり」って感じでした。
そして、告知されたのが、自分一人だったのが、私は良かったです。
他の人からあれこれ言われる前に、自分でじっくり考える時間がとれました。
ネットで悪性リンパ腫を検索したり、ガン患者のブログを見て、情報収集しました。

あと、病名を誰に伝えるか、ですが、
私はまず親友に話をしました。
体調が悪くて原因がわからない頃から相談していて、一番、頼りにしていました。
いつも通りの口調で「絶対治る」と言ってくれて、ありがたかったです。

そして家族への説明。
親にどのタイミングで伝えるか悩みました。
悩んだ結果、検査が終わって確定診断がでてから話をしました。
親も高齢ですし、余計な心配をかけたくなかったのです。

逆に、子どもには最初から癌の可能性があることを話しておきました。
我が家は一人親で私に何かあったとき影響あるのが子供であり、
協力してもらう必要があるので隠しませんでした。
お母さんは病気だけど治療して治すよ、と、前向きに捉えられるよう、
考えて伝えました。

確定診断直後の会話は次の通り(笑)
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