ゆっくりと(悪性リンパ腫闘病記録)

悪性リンパ腫になってからの記録

R-CHOP 4コース 1W

4回目の抗がん剤投与デー
夏まっさかり、自転車で駅まで行く、ちょっとくらくらする。

<検査結果>

検査項目 4コース1W 3コース2W 3コース1W 2コース2W 2コース1W
白血球数(WBC) 4.9 2.6L 3.8 2.3L 3.2L
赤血球数(RBC) 3.53L 3.57L 3.46L 3.27L 3.85
血小板数(PLT) 198 158 211 155 251
好中球 76.6H 77.0H 77.8H 69.7 68.1
IgG 950 - 883 - 1125
IgA 311.9H - 304.5H - 372.4H
IgM 119.1 - 122.2 - 175.7H


いつも通り、抗がん剤投与に問題あるほどの値ではない。
診察で先生に、会社の健康診断について聞いてみる。
会社から今年中に健康診断か人間ドックを受けるよう連絡があったのだけど、
入院中に社内の健康診断申し込みが終わってて、、、
でもなぁ、こんだけ毎週検査しているのに、人間ドック受けるのもシンドイ。。
できれば、何度も放射線に当たりたくない。そんな思いがあった。

先生から、PET検査はするので、X線検査はやらなくてもよいでしょう。という返事。
やったー!思っていた通り!
胃のX線検査(あの発泡剤飲んで回転するやつ)が気が進まなかったのだ。
ぜーんぶパスしちゃおう。

あと病気のことを一つ。
血液がんの本を読むと、白血球の分化のどこかの段階でがん化していて、
(どの段階かで)性質が違うように読み取れる。
元々、B型細胞の分化途中のものだから、がん自身も変わる可能性があったりするのだろうか?

先生はすぐ反応して「あります!がんの性質は変わることもあります。」
おー、何か、良い質問をして褒められた学生の気分。くすぐったい感じで嬉しい。
(でも、実際、自分のがんが変わったら困るけど。きっと治療も変わるだろうし)

そして、化学療法室へ。
看護師に血管が細く入りにくいことを伝えて、二人で針刺しの共同作業。
どこか良いところがないか、腕たたいたり、一緒に探す。
何か世間話しながら、どこかのんびりしていて、
これから危険な薬をいれる事が嘘のよう。
こういう気持ちになるのも、患者に接するときのプロの技術なのかしら?とふと思う。

針を刺しも「時間かかってすいませんね~」「痛くてごめんね」とか、
看護師のほうで、技術的な問題と言ってくれるので、
患者側の"申し訳ない"という気持ちが軽減されてる気がする。

薬が身体に入っていく、
ゆっくりと意識がとろん、として、今回もほとんど寝てしまった。

点滴後の副作用は次の通り。
※表は指標がうまくだせないのでやめました。

1)食欲
 嘔吐はなし。全体的に一口ずついろんなものをとる。
 会社では、チーズやナッツなど、一口サイズのものを口にしてました。
 胃のむかつきがずっとあるので、食事後の満足感がなくストレス。
2)便秘・下痢
 お腹は丈夫(笑)たまに下剤でコントロールする程度。
3)口腔内
 問題なし
4)しびれ
 手足指先の痺れが強くなってくる。
 小銭が掴めない、物を落とす、固い蓋があけられない。
 マウス操作は、細かい微妙な動きができないので左手で抑えながら操作。
 キーボード大活躍。
5)痛み
 週末からクーラーの風が痛くなる。
 体のあちらこちに刺さるようで、暑い日はクーラーから逃げる。
6)皮膚
 足裏に黒い模様。爪も表面ががさがさ。
7)だるさ
 ステロイドが効いている間はやや躁状態。6日目からやる気急降下。
 反動でだるさが増すことも、
 、、娘が夏休みだったのでだいぶ助けてもらいました。

そうそう、3週目の最後にいくつかお出かけ。
一つは会社の先輩が、「ご飯食べにいこ」と夕飯に誘ってくれた。
周りが、「元気になったら食事いこうね」と、気を使って制限付きになっている中、
気軽に誘ってもらえるのはホント嬉しい。

馬肉とワインの店をリクエスト。後輩誘って食べてきた。
いつもより食欲があって、馬肉をもりもり。すごくうまかった!

点滴の前日にオープンキャンパスで大学をうろうろ。
人込みはあまり良くけど、構内の探検が面白い。
子どもと一緒に生物系の公開講座を聞いて、帰りはその話をしながら帰宅。
ここいらは好みが一緒なので楽しい、ストレス解消!

病気だけど、あまり引っ込んでいると、気持ちが盛り下がってしまう。
気分が良いときは、外で発散。

。。クレジットカードの引き落とし通知あり。
今月34万、来月30万!うげっ